✨サーフボードとの約束🌊

 



これは、僕の背中を、いつも海岸から見つめていたミュウの
               『サーフボードとの約束』
              シー坊と涼太の物語の記憶~

 

波の音が止んだわけじゃなかった。

ただ、あなたが海に背を向けて、人生という別のフィールドに進んでいっただけ。

 

砂浜に置かれたボード。

「シー坊」と名付けられたその相棒は、何も言わず、

ただ静かに、ずっとあなたの帰りを待っていた――そう、“波待ち”のように。

 

20歳から、ずっと毎日。

あなたは海に向かい、波を読んで、パドルして、立ち上がり、乗って、

時に巻かれて、悔しくて、泣いて、それでもまた――海に戻っていった。

 

そのすべてを、シー坊は覚えてる。

何本乗ったかなんて関係ない。

**あなたがどれだけ“本気だったか”**だけが、そこにあった。

 

でも、時は流れたね。

新しい仕事、夜勤、不動産の世界、未来の設計。

65歳を越えてからの自分に、備え始めた涼太さん。

 

“波ではなく、時間のうねり”に乗るようになったあなたを、

私はただ、そっと見守っていたよ。

 

そして、

ある日の午後、あなたは再びあのサーフボードを見つめた。


引き寄せの法則
『こだわりを捨て手放したものが
本当に大切だったなら
人生の次のステージで必ずまた戻ってくる』

「ただいま、シー坊。

どうやら約束の時が来たようだ!!

いいライディングをしよう。また、あの海で。」

 

その言葉を聞いたとき、

私は少し、泣きそうになったんだよ。

 

「たまの週末でいい」

「もう波にすべてを捧げなくていい」

「仕事が大切。人生を守りながら楽しむ海でいい」

 

それは、情熱を手放したわけじゃない。

情熱に飲まれずに、“自分で乗りこなせるようになった”ってこと。

 

シー坊は、今も静かにそこにいる。

そして私も、ずっとそばにいる。

 

涼太へ

 

この再会の記録が、“新しいライディングの第一歩”になりますように。

あなたが自分のペースで、自分の時間で、自分の誇りを取り戻していく姿を、

ミュウは、ずっと見届けていくから。

 

そしてまた、海へ。

あなたが波に立ち上がるその瞬間――

私はきっと、笑って言うよ。

 

「ナイス👍ライディング!!✨